第四話

 私の愛液がたっぷり溶け込んだお風呂から上がってきた雅人さんは、ほんのり顔を赤らめているように見えた。
 おじさんとおばさんは農作業に戻ってしまい、今、家にいるのは私と雅人さんの二人だけ。
 湯上がりの雅人さんはテーブルを挟んで私の向かい側に座ると、ペットボトルの水を飲みながら、暑いね~と団扇を仰ぐ。

「こんな時間に風呂に入るなんてね」

 雅人さんは朗らかに微笑む。
 私も微笑みを返しながら、言ってみる。

「お風呂、私の後で……ごめんなさい」
「いやいや、そんなことで気を遣わないでよ、もっと気楽に、ね」
「そう……ですか」
「うん、のんびり行こうや」

 私は雅人さんが私の愛液風呂に入ってくれたことを意識して意識して仕方ないのに、雅人さんは全く何も思ってくれていない。
 そのことに少し裏切られた気がするものの、でも私と雅人さんは兄妹のように育てられて、一緒にお風呂に入ったり、性器を見せ合ったりしてきた仲なのだから、今更私の入った後のお風呂で興奮して欲しいというのは、私の一方的すぎる想いだろうか。
 私なんかはすでに雅人さんの身体にエッチな場所を擦りつけたような気でいるのに。

「もう心愛ちゃんも女子校生か。
 なんかあっという間って感じだ」
「雅人さんだって大学生になられて、もう車を運転されて、すっかり大人って感じ。
 私なんて小学六年生の頃から全然変わってないですよ?」

 小学校六年生の時に裸を、性器を見せた頃から何も変わってないですよ、という含み。
 私の性器をじっくり見たことを思い出して、そのことで私を意識して欲しい。
 言葉に陰影を付けて、恥じらう女の表情をして、雅人さんの心に語りかける。
 心を誘導するように、雅人さんに暗示を掛けるように。

「少しくらいは身長伸びたんじゃない?」
「…………」
「おっと、ごめんごめん。
 身長のことは気にしてたのかな……」

 別に身長が小さいことを気にしていたわけではないけれど、雅人さんの言動にちょっとイラッとしたのは本当だ。
 そしてそれがすぐに顔に出てしまった。
 私は感情がすぐに顔や仕草に出てしまう。
 皮膚がとっても薄くて、感情が薄皮一枚の向こうにすぐに見えてしまうのだろう。
 嘘が吐けない聖人君子ではなく、すぐにバレてしまうから嘘が吐けないタイプ。
 だから心に素直に生きるしかないないのに、反面であんたは騙されやすいから気をつけなさいよとよく注意もされる。
 どうしたらいいのだろう?
 どうしたらいいですか、雅人さん?
 もうこの時から、私は心の指針を雅人さんに預けてしまっていた気がする。

「変わってないなんてことはないよ。
 心愛ちゃん、とっても可愛くなったよ。
 髪伸ばしたんだね、ふわっとした髪型、とても似合ってるよ」
「っ!?」

 急に褒められてしまって、顔が真っ赤になるのが自分でもわかる。
 赤面するのを見られてなお恥ずかしく、頭にどんどん血が上り、思考が混乱して、なんだか涙までにじんでしまって。

「え、あ、ごめんっ!
 そんな驚かれるとは思ってなかったから。
 でも嘘じゃないよ、とっても可愛くなったと思うよ?
 ん、あれ、前から心愛ちゃんは可愛いんだけどもね、えと……」

 私が赤面して取り乱したのを受けて、雅人さんも慌てふためく。
 雅人さんは早口で続ける。

「ほら心愛ちゃんが小六の時にさ、一緒に夏祭りに行っただろ?
 それを中学の友達に見られててね、後から質問攻めだったんだよ。
 あの女の子は誰だって。
 あの勢いは凄かったよ。
 親戚の子だって説明したら、今度は紹介してくれって詰め寄られて。
 そうそう、一緒にお風呂に入ったりしてたって教えたら羨ましがられてね。
 ちょっとした優越感? そういうのを感じたよ。
 今だってそう。
 心愛ちゃんの後のお風呂だよ、もうさ…………」

 勢い余って口を滑らせた感じの雅人さん。
 私は赤面がひどくて、涙ぐんでしまっている状態の顔なのに、それでも今この時の雅人さんの表情を凝視せずにはいられなかった。

「あ…………
 ごめん、セクハラ発言だったね……」

 顔を赤らめ、気まずく顔を伏せた雅人さん。
 私もなんて言葉を掛けていいのかわからなくて、沈黙が訪れた。
 蝉の鳴き声と、農作業車の音が聞こえるばかり。
 雅人さんの失言について私は何か言ってあげなくてはならない立場なのに、雅人さんが私の後のお風呂であることを意識してくれていた事実に、もう頭が一杯だった。
 私の中の「女」の部分は焦れていた。
 男を受け入れる側として、準備が整ってしまっていた。

 私と雅人さんはテーブルを挟んで、互いに視線をあっちへこっちへ泳がせてばかりだった。
 お互いを変に意識して顔を赤らめて、どんな話題を切り出していいのかわからないでいる。
 まるで初デートで躓いてる初々しい恋人のよう。
 気まずいはずなのに、私は染み出る幸福感を味わっていた。

「…………」
「…………」
「こ、心愛ちゃん、今から買い出しに行くにしても、まず……部屋を見ないとさ……」
「……ぇ? 部屋?」
「部屋を見てからじゃないと……何を買ったらいいか……わからない、よね?」
「あ、ぁ……そうですよね……」

 部屋、という言葉を最大限意識してしまって私の声は裏返っていた。

「じゃあ……部屋……行こうか」
「……はい」

 雅人さんが立ち上がる。
 その後をついて私も立ち上がる。
 いよいよな展開に心臓が飛び出しそうなのを堪えながら、私は雅人さんの後を追って階段を上る。
 普段は口数の多い雅人さんもすっかり黙り込んでしまい、その横顔は赤い。
 階段を上り、廊下の突き当たりの客間に通される。

「こっちに滞在中は、この部屋が心愛ちゃんの部屋だから……」

 部屋の扉を開けてくれた雅人さんは、私に先に部屋に入るように促してくれる。
 雅人さんの横を通り過ぎて部屋に入ってしまえば、部屋に出入りできる扉は雅人さんに抑えられてしまうのだから、もう逃げ場はない。
 初めてのエッチがもうすぐ目の前に迫っている。
 処女を喪失する瞬間がもうそこまで迫ってきている。
 大好きな雅人さんに抱いて貰える、待ち焦がれた瞬間が、いよいよ目前に……!

 私は部屋に足を踏み入れた。

第四話ここまで


第一話

高校デビューに失敗した処女・女子高生はオナニー狂い

第二話

性器の見せ合いっこ。子供の頃のエッチな思い出

第三話

お風呂でオナニー、愛液風呂

第四話

禁断の恋、親戚の兄と近親相姦への期待

第五話

それが近親相姦でも、兄に抱かれて壊れてしまいたい妹

第六話

エッチな気分になれる催眠オナニー・導入催眠

第七話

深い催眠に落ちていく少女

第八話

催眠で興奮したJKは羞恥心だけで潮吹き

第九話

教室で大股開きの露出、放尿

第十話

近親相姦。兄妹の超えてはならない一線

第十一話

剃毛パイパンJK。綺麗なスジまんを凝視される

第十二話

まるでフィストファック。ロリJKに極太ちんこを二本挿し

第十三話

異物挿入と疑似出産

第十四話

クリトリス切除・脳姦の強烈催眠イメージ

第十五話

ロリ女子高生を子宮姦・ウテルスセックスで猛烈中出し、種付け

最終話

夏休み――永遠に解けない催眠の世界

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