ハメ撮りすりゃ露出に目覚めるんじゃないかな!


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 第二話 ハメ撮りすりゃ露出に目覚めるんじゃないかな!



「まずは芽衣に露出行為の素晴らしさを知って貰おうと思うんだ」
「……な、なるほど……」

 度重なる土下座にも屈せずに露出行為を拒否する芽衣を説得する方法として、少しずつ露出に慣らしていき、そうして露出行為に目覚めて貰うしかないという結論に至った、うん。
 いや、改めて考えてもみればそうだ、いきなり公園で全裸になってくれよというのは難易度が高すぎる話ではないか。
 なまじ小学校の頃から付き合っている恋人だから、特に性的な部分については互いに互いを知り尽くしているという思い込みで遠慮が無くなっていたのかもしれない。
 突然の新たな性癖を暴露されても芽衣なら快く受け入れてくれると信じ切って、しかしそれが叶わなかったら土下座で頼み込んでという手法は芽衣の気持ちを一切考慮していなかったと深く反省しなければならない。
とっても反省してます、ごめんなさい。

「で、露出変態プレイに目覚めてもらう第一段階として何を考えてるのよ、お前は?」

 そういうことで俺は今、芽衣と同じく小学校来の付き合いである男友達と密会している。
 飲み屋の個室などと洒落込んでみるのも良いかもしれないけれど、深夜の24時間営業のアダルトショップの駐車場に車を駐めて、その車内での会話となる。
 なぜだろうか、アダルトショップの駐車場での密会だと昔話や同級生の近況とかで余計な時間を喰わなくてスムーズに事が運ぶんだ。
 アダルトショップの魔力ってやつかな。
 でも敢えて昔話を披露するとすれば、この長い付き合いの旧友はなんだかんだと俺と芽衣の話を聞きたがる奴だった。

「いつか俺に彼女ができた時の参考にしたいからさ」

 そんなことを言いつつ根掘り葉掘り。
 小学生で女の子と交際するというのは、まぁ当時としてはちょっと鼻の高い話しだったから、俺も調子に乗って語りすぎた感じはする。

「キスの味ってどんなだった? 甘酸っぱいって聞くけどさ、本当のところはどうなんだよ?」
「事前に食ったもんの味がするかな~」
「何食ったよ?」
「昼にパスタだったなぁ、ペペロンチーノってやつ」

 ニンニクが効いて旨かったけれど、その後の口臭を気にしまくって恥ずかしがってた芽衣が可愛かった。
 ついつい抱き寄せてキスしちゃったんだけど、それなりの匂いと味がしたのは言うまでもない。
 デートだからって気取ってパスタなんか食べるとこういうニンニクの落とし穴があるってことを小学生の時分では知らなかった。
 今となっては夕飯にやたらニンニクが奢られていることがあって、それは芽衣からのセックスのお誘いなのだったが、俺としてはもじもじ恥ずかしがりながら、

「ね、今晩、エッチしよ?」

 とかって誘って欲しい。
 ニンニク山盛りで誘われても色気無いじゃん?

「なぁ、もうセックスはしたのか?」

 昔話に戻るけれど、旧友はペペロンチーノからニンニク臭への話題脱線には応じてくれず、さらに質問を重ねてきた。
 この質問は中学生になってからだったか。
 俺と芽衣の初セックスは小学校の卒業式の日で、中学校に通うようになったら他の学校から来た女の子に目移りするんじゃないかと芽衣が執拗に嫌疑を掛けてくれて、なし崩し的に迫られた。
 まぁ結局のところそれは口実作りで、卒業式後にセックスするつもりでいたんだろうなぁ~と思う。
 芽衣と街を歩いていて、初々しいカップルを見付けたりすると俺はこの話題を持ち出すんだ。

「俺たちの初めては小学校の卒業式の後だったけど、あれってさ、芽衣は最初からヤるって決めてたんだろう?」
「っ……! は、はぁっ!? 何言ってるのよ、キー君が浮気しないようにって思ってなんだからね!
 別にそんなに急いであんなことしようと思ったりなんかしてないから……!」

 顔を赤らめる芽衣、可愛い。
 時々、芽衣は明らかに小学生のカップルを見ながら、

「もうあの子達はエッチしたと思う?」

 と囁いてくることがある。
 この囁き方は少し棘があって、珍しく芽衣が敵対感情を滲ませるんだ。
 男の俺だからわからない感情なのかもしれないけれど、芽衣は中学生になる前に処女を捨てたことにちょっとステータスを感じている節がある。
 俺はけっこうどうでも良いんだけど。
 ただ、そんな具合にまだ陰毛が生えていない頃からの付き合いだからだろうか、芽衣に剃毛を頼んだ時に、案外すんなりとパイパン化に成功したというのはあるかもしれない。
 う~ん、ちょっと無理がある理屈かなぁ。

 さて、旧友の質問攻めは佳境に達し、

「まんこの匂いってどんなだった? やっぱりチーズ臭がするのか?」
「愛液って味はあるのか?」
「処女膜が破れる感覚は?」
「生挿入とゴム有りの違いは?」
「オナホと女、どっちが気持ち良い?」

 こういう質問、中学、高校時代は答えてあげられてたけど(オナホ使ったこと無いのでわからないけど)、大学生ともなると答えづらくなってくるんだな。
 無論、察しの通り、旧友に彼女はいない。
 悪い奴じゃないけれど、過激なエログッズを蒐集している気配があって、いつか彼女が出来たならそれらグッズによってアナルがガバガバにされちゃうんだろうな~と思わなくもない。
 いっぱいあるんだよね、アナルグッズ。
 こんな大きさのモノがアナルに挿いるわけねぇよ! と芽衣のアナル(未使用)を思い出しながら旧友宅で叫んだこともあったけれど、あんなにデカいものでもちゃんと挿いるらしい。
 すっごく力説してた。
 いやいや、日本人女性には無理なサイズだろうよ?
 旧友はいつか金髪ボインの外人女性なんかを彼女にするんじゃないかな。
 俺がそんな感想を他の友人らに披露したところ、友人達は易しく微笑んで、

「あいつは童貞を拗らせただけさ」

 と言ったきりだった。
 どういう意味だろう?

 童貞を拗らせる、とはあまり良いニュアンスではないんだけど、そんな童貞を拗らせた旧友が神憑ったナイスプレーをしてくれたのが成人式の後の飲みの席。
 すっかり酒が回って舞い上がっていたからだろうか。
 周りに気心知れた幼馴染みが溢れていたからだろうか。
 俺と芽衣が並んで座るその横で、旧友は俺がこっそり話して聞かせてやっていた芽衣とのセックス話しなどを芽衣に暴露してくれちゃったのだ。

「キーの奴に聞いたんだけど、丘咲(芽衣の名字)さんってさ――」

 まんこの締まり具合が凄いらしいね、と。

 後日、なんでそんなことを言い出したのかと問い質すと、小学校来、成人式まで付き合った二人だから、二人を持ち上げるつもりで、俺が芽衣を褒めていたことを教えてやろうとしたらしい。
 どんな気遣いやねん、と半泣きしながら半殺しにしたい気分だった。
 言うまでもなく芽衣はブチ切れたし、周囲の女性陣も一斉に奮起して童貞を拗らせた旧友をボコ殴りにしたのだった。
 当然、旧友にいらんことを話して聞かせていた俺も巻き込まれて殴られた。
 芽衣への気遣いだったのだろうか、顔は無傷で済んだけれど腹や背を殴られた、蹴られた。
 旧友は顔が大変なことになっていた。
 そして旧友はそれ以降、同窓会などには呼ばれなくなった。

 俺もそこで旧友と絶縁するのが本当のところだったかもしれないが、芽衣には黙ってこうして旧友と密会している。
 車の中で。
 アダルトショップの駐車場で。

「あの時さ、最高のまんこだって俺が褒めてたことを聞かされた時の芽衣の表情、あれは神憑ってた。
 他の奴らには聞こえない声音だったとは言え、まさかあんな場所でそんなことを聞かされることになるとは芽衣も思ってなかったろうな」
「そんな神憑ったオマンコの丘咲さんに露出を強要しているお前はなんなんだ?
 結婚するつもりの相手なんだろ?
 大切にしてやれよ」

 旧友の常識的なツッコミ。
 芽衣にも今の台詞を聞かせてやりたい。
 そうしたら結婚式に呼んでやれるようになるかもしれない。
 現状は絶対に無理だ、名前を出しただけで食事抜きになるんだ。

「で、露出の素晴らしさを知って貰う前段階として、なにか良い方法はないだろうか?」
「う~ん……親友の相談に手を貸してやりたいのは山々なんだが、もしもこのエロい話しに俺が関与していることが知れたら、丘咲さんに殺されるんじゃないか、俺」
「……そこをどうにか頼むよ、こういう話はお前が一番頼りになるんだ」
「う~ん……」

 今日に限って常識人っぽい旧友は、いつになく真面目な顔をして黙り込んだ。

「わかった、この方法で行こう!」
「ん、なにか良いアイディアが思い付いたのか?」
「まかせろ、この方法なら丘咲さんを露出プレイに目覚めさせられるかもしれない」
「おお!
 やっぱり持つべきモノは友だな!
 で、どんな方法なんだ?」

 視線を泳がせながら、ちょっと勿体振ったように間を開ける旧友。
 ん、あれ?
 この空気、どこかで感じたことがあるような気がする。
 なんか懐かしいような……

「お前、丘咲さんとハメ撮りするんだ」
「ハメ撮り……だと?」
「そう。
 丘咲さんとお前がセックスしているところを撮影するんだ。
 隠し撮りじゃ意味がないぞ?
 あえて丘咲さんにカメラの存在を突きつけて、『見られている』『撮られている』ってことを意識させるんだ」
「なるほどっ!」

 なんという妙案だろうと感心しきっている俺へ、旧友は期待といやらしさを滲ませた眼を向けてくる。

「……そしてさ、そのハメ撮り映像、俺に観せてくれよ?」

 あぁ……「丘咲さんのクリトリスってどんなだった?」とか質問してこられた時の空気感だ、これ。

「……………………」

 俺は懐かしさを感じつつも、あの頃のように素直に頷けない。
 当然だろ、結婚するつもりの相手の裸体、それも乱れた痴態を他の誰かに晒したりなんてできるもんか!
 露出プレイを期待しておきながらもそこだけは譲らない。
 自分勝手と罵られようと構わない、構わん。
 とりあえずハメ撮りのアイディアだけは有難く頂戴するとして、実際の録画映像は取り損ねたとか後から言い繕うことにしよう。

「どんなハメ撮り映像が観たいよ?」
「そりゃあさ――」

 旧友が下品極まりなくニヤニヤしながら希望を伝えてくる。

――ごめん、全部過激すぎて無理。

 でも俺は気前よく聞き届けてやるとばかりに話しに頷く。
 とりあえず頷く。
 頷いておけばどうにかなるんだ、こいつは。
 そんな適当な俺の首肯に気分を良くしたのか、旧友は完全にワクワク気分。

「丘咲さんに丁度良さそうなアナルストッパー貸してやるから、それを使ってるところを撮影してきてくれよ」
「……………………お、おぅ……」

 翌日、旧友は速攻でアナルストッパーを届けてくれた。
 俺は半笑いでアナルストッパーを見つめつつ、さてどこに隠しておこうか考えていた。
 そして隠し場所が微妙だったために芽衣に見つかって大変なことになるのだけれど、それは次回のお話で。



 第二話 ハメ撮りすりゃ露出に目覚めるんじゃないかな! ここまで

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