第十四話

 催眠イメージによる疑似出産を終え、私は茫然と呼吸を整えているばかりだった。
 さながら分娩台に座らされて、両脚を広げられているような格好のまま。
 恥ずかしい格好ではあったけれど、出産に伴う過大な疲労によって股を閉じることも叶わない。
 いや、これも催眠によるものなのだろうか?
 とっぷり催眠に犯された私の脳内の、ほんの僅かに正常な部分だけが夢現の境目を辛うじて捉えている。
 処女のくせに出産なんかできるものかと醒めた認識があるものの、分娩を終えてなお開きっぱなしの肛門を閉じることができないでいる。
 出産は肛門で行うのではないという当たり前の事実は、すっかり私の脳内では快感に蕩けて消えてしまっていた。

「心愛ちゃん、この音、聞こえるかな?」

 シャキン、シャキン――という鋭い金属音。
 以前に私の下着を切り裂いたはさみの音。

「はさみの音、よぉく覚えているよね?
 もし忘れちゃってても、思い出せるよね?
 そう。
 心愛ちゃんの下着を切り落としたはさみだよ。
 久しぶりだね」

 雅人さんはそう言うと、また耳元ではさみの刃を擦り合わせて金属音を鳴らす。
 目の前でシャキンシャキン、左耳のすぐ側でも、のど元、乳房の前、臍の上、股間の傍、また顔の前に戻ってきてシャキンシャキン、右耳の側で、次は――両耳の前で、次は頭の中ではさみの刃が打ち鳴らされる。

「とっても切れ味のいいはさみなんだよ?
 あれ、そのことは前にも教えたよね?
 覚えてる?
 とっても切れ味がいいんだ。
 じゃあ、なにか切ってみようか?
 なににしようかな?
 あ、そうだ。
 俺のおちんちんを切ってみようか?」

 嗜虐心に満ち満ちた声音で雅人さんは囁いた。
 自分の性器を切り落とす?
 そんな危険なことは止めて欲しい。
 雅人さんを止めようと思い、声を出そうとするが声が出ない。
 それは当然だ。
 私は雅人さんの性器を咥えている状態だったはずなのだから。
 フェラチオからイラマチオへ、さらに喉を犯され、食道、胃、十二指腸、果ては大腸から直腸、そして肛門を抜けて私を串刺しにしたままの雅人さんの男性器。
 私は大口を開け、肛門を全開にしたままはさみの音を聞いていた。

「俺のぶっといおちんちんだって、このはさみなら簡単に切り落とせるんだ。
 やってみるよ。
 三……
 二……
 一……
 それっ!」

 はさみが鳴る音全身に広がる。

「痛っったたたたたたっっ!
 本当に切れちゃったよ、どうしよう、切り落とされたおちんちんが暴れてる。
 心愛ちゃんの中で暴れてるよ」

 頭の僅かに正常な部分で、雅人さんの語る催眠イメージの荒唐無稽さに失笑を隠せないが、でも私の体は私の体の中で暴れる雅人さんの男性器をイメージして同調し、体を引き攣らせ、手脚をばたつかせる。
 それに伴い性的快感を与えられ、興奮の度合いが増していく。
 脳の片隅で失笑していようがなんだろうが、私は全身に粒の汗を掻いて、涙を流し、洟を垂らし、涎をこぼして、まるで殺虫剤を浴びせられた昆虫の死に際のように藻掻き苦しんでいた。
 巨大なウナギが肛門から侵入し、体を犯すような感覚。
 性感神経の一本一本が生き物のように暴れ狂い、その凶暴な暴れ様のためにどこかの性感神経が切れてしまったかのよう。
 身体の引き攣りが厳しくなっていく。
 脳を包む頭蓋骨を鐘に見立てて誰かが鐘撞きをしているようだった。
 頭蓋骨が撞かれる度、強い振動で視界が揺れ、頭の中で快感の音色が鳴り響く。
 何度も打ち鳴らされる快感の鐘。
 脳が蕩けていく。

「心愛ちゃんのクリトリス、ぷっくり膨らんで……エッチな塊だね。
 これも……切り落としちゃおうか?
 いいよね?
 ほら、はさみの両刃にクリトリスが挟まれたよ。
 冷たい金属の感触を感じるだろ?」

 氷のように冷たい感触が、私のクリトリスを挟み込んでいた。
 女体における最大感度の性の芽。
 それを切り落とされてしまったら……激しい性感が襲ってくるに決まってる。
 これ以上、これ以上の性感をぶつけられてしまっては、本当に頭がおかしくなってしまう。
 狂ってしまう。
 もう……催眠の世界から戻れなくなってしまう。

「心愛ちゃん」

 瞬間、周囲の音が掻き消えた。
 圧倒的な静寂の中、雅人さんが私を呼ぶ声だけが聞こえる。
 囁き声なのに、本当にすぐ耳元で、いや頭の中で直接囁くような声。

「切っちゃう、ね」

 チョキン――

「ぅ゛っぐあっっぁっっっ゛ん゛っっぁぁ゛ぁ゛っ!!」

 家の中を走り回って遊んでいたら鋭い机の角に股間を、ちょうどクリトリスをぶつけてしまった時のような激痛が何十倍増しになって襲ってきた。
 同じようにクリトリスでオナニーして感じる性感が何十倍にもなって私を襲う。
 あまりに強烈な刺激にイクにイケなくて私は濁声で悲鳴を上げるしかなかった。

「い゛っっあ゛んっっ゛ぅぅぅ゛ぎぁっ゛んぅ!!」

 激痛と性感でのたうち回る私の頭蓋骨を、雅人さんは掴みあげた。

「心愛ちゃんは頭の中のどこかで、まだ催眠に掛かりきってないところがあったよね?
 でも今日は心愛ちゃんの頭の中を全部を全部、催眠で犯しきってあげるから」

 幽鬼のような抑揚の無い声で雅人さんはそう宣告すると、切り落とした性器の残り部分を私の耳に強く押し当てた。
 プールや海で耳に水が入るような感覚に続き、それがどんどん頭の中に浸透するように広がっていく。

「ふはぁぁっ……心愛ちゃんの頭の中、トロっトロに熔けちゃって気持ち良いね。
 俺のおちんちん、どんどん大きくなっていくよ。
 わかるだろ? ほら、こんなに感じちゃってる」

 眼球の裏に雅人さんの性器の存在を感じる。
 雅人さんは私の耳に、側頭部に腰を叩きつけはじめ、本格的に私の脳を犯し始めた。
 鐘撞き棒で頭を叩き潰されるかのよう。

 ぐじゅ……ぐじゅっ……ぐじゅつ……

 脳がシェイクされる。
 涙、洟、涎、尿を垂れ流す私の視界はどんどん白み、身体は重力を忘れて大気に浮かんでいるかのよう。

「気゛持ち良゛い゛っ! ぎ持ちぃ゛ぃっ゛! っぎも゛ぢぃぃっ゛!
 もっど! も゛っどっ! あだま゛っ……ぐちゃ……っあ゛んっ!
 い゛いっ!! ぎも゛ぢっ……サイ゛こっぅ!! もっ、どっっ!! あ゛ぁ゛っ!」
「俺、もうイキそうだっ!
 中で出すよっ!
 心愛ちゃんの頭の中に出すよ、心愛ちゃんの中を一杯にしてやるっ!
 ああぁ゛っっっ゛ぅ!!」

 雅人さんはみっともない叫び声をあげながら絶頂に達した。
 脳の中に大量の精液が吐き出される。
 頭蓋骨の中を満たす大量の精液。
 真っ白く、ネバネバした精液。

 私の視界は真っ白に埋まり、そのまま何もかもがわからなくなった。

第十四話ここまで


第一話

高校デビューに失敗した処女・女子高生はオナニー狂い

第二話

性器の見せ合いっこ。子供の頃のエッチな思い出

第三話

お風呂でオナニー、愛液風呂

第四話

禁断の恋、親戚の兄と近親相姦への期待

第五話

それが近親相姦でも、兄に抱かれて壊れてしまいたい妹

第六話

エッチな気分になれる催眠オナニー・導入催眠

第七話

深い催眠に落ちていく少女

第八話

催眠で興奮したJKは羞恥心だけで潮吹き

第九話

教室で大股開きの露出、放尿

第十話

近親相姦。兄妹の超えてはならない一線

第十一話

剃毛パイパンJK。綺麗なスジまんを凝視される

第十二話

まるでフィストファック。ロリJKに極太ちんこを二本挿し

第十三話

異物挿入と疑似出産

第十四話

クリトリス切除・脳姦の強烈催眠イメージ

第十五話

ロリ女子高生を子宮姦・ウテルスセックスで猛烈中出し、種付け

最終話

夏休み――永遠に解けない催眠の世界

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